動画解説 / ロイヤリティ

フランチャイズのロイヤリティは高い?率ではなく本部支援の価値で判断する

ロイヤリティは「何%なら安いか」だけでは判断できません。売上が増えても原材料費や人件費が上がれば、加盟店利益より先にロイヤリティが増える場合があります。

元動画

フランチャイズのロイヤリティは高い?|加盟店がFC本部の支援価値を見抜く方法(16:09/公開日 2026年7月9日)

動画の要点

  • 売上歩合は、利益が増えなくても支払額が増えることがある
  • 固定額は分かりやすいが、低売上時の負担率が上がる
  • 支払額と、集客・採用・仕入れ・運営支援の実効性を対応させる

編集・利害関係の開示

本記事は、店舗情報サービス株式会社の代表・繁友健志が運営する公開YouTube動画を、同社運営の本サイト編集部が読みやすく再構成したものです。逐語録ではなく、発言の趣旨を要約し、公的資料と実務上の注意を追記しています。当サイト運営会社と動画出演者の関係を明示したうえで、特定ブランドへの加盟を勧誘しない一般情報として掲載します。

動画の該当箇所

率ではなく利益への影響を見る

動画では、売上歩合10%の例を使い、売上が300万円から400万円へ増えるとロイヤリティは10万円増える一方、コスト上昇により利益が同じだけ増えるとは限らない、と説明しています。重要なのは10%という数字自体の善悪ではなく、加盟店に残る利益と本部の価値提供です。

比較するときは、売上、売上総利益、人件費、家賃、広告費、その他本部指定費用、ロイヤリティを同じ損益表へ入れます。「ロイヤリティ以外」のシステム料、広告分担金、指定仕入れ差額も含めてください。

方式別の確認ポイント

売上歩合算定対象に消費税、値引き、デリバリー売上を含むか。最低額・上限額はあるか。
固定額売上が低い月の負担率と、複数店舗割引・休業時の扱いを確認する。
粗利歩合原価の定義、廃棄・値引き・棚卸差異を誰が計算するか確認する。
複合型固定+歩合、システム料、広告分担金を合算した実質負担を見る。

本部支援の価値を数値化する

本部支援は「研修あり」「集客支援あり」では比較できません。月間送客数、採用単価の改善、仕入れ値の差、SV訪問頻度、システムで削減できる作業時間、新商品が売上総利益へ与えた効果など、加盟店側の数字に変換します。

支援を使わなかった場合に自社で必要な費用・時間を見積もると、ロイヤリティに見合うか判断しやすくなります。本部へは成功例だけでなく、平均・中央値・対象店舗数・期間も確認してください。

実行前チェックリスト

  • ロイヤリティの算定対象と支払時期を確認した
  • システム料・広告分担金・指定仕入れ差額を合算した
  • 売上70%、原価・人件費上昇時の損益を試算した
  • 本部支援を送客数・削減時間・利益改善額に置き換えた
  • 契約更新後の料率変更条件と解約条件を確認した

確認した公的資料

法令の適用範囲や契約上の結論は、業種・契約内容・事実関係で変わります。個別案件は弁護士などの専門家へ確認してください。

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よくある質問

ロイヤリティ10%は高いですか?

業種、粗利率、支援内容、その他費用で変わります。率だけでなく、全費用を差し引いた加盟店利益と支援価値で判断します。

ロイヤリティ0円なら安全ですか?

必ずしも安全ではありません。商品仕入れ、機器、広告、システムなど別の収益構造がないか総額で確認してください。

まとめ

売上歩合・固定額などロイヤリティ方式の違いと、本部支援が加盟店利益へ与える価値をどう検証するかを動画の具体例から整理します。

動画で論点をつかみ、契約書・公的資料・自分の損益へ置き換えてから判断してください。分からない項目が残る段階では、署名や一方的な契約変更を急がないことが重要です。